ちいさな商店は信用金庫信用組合に相談しよう

商店街に出店しているような小さな事業者の場合、ほとんどメインバンクなどを持たず、銀行と取引などしていないことも多いでしょう。全てキャッシュで取引していて、融資なども受けた経験も実績もないという場合、しかも事業規模からいって少額の資金が必要というような場合、銀行で融資を受けるというのはなかなか 敷居が高いものになります。

銀行の場合は、ビジネスローンなどのローンカード系であれば、別段普段の取引などは関係なく申込できるでしょうが、今後のことを考えて、また経営と資金の相談も兼ねて、地元の信用金庫や信用組合に相談してみることがいいと思います。
もともと、信用組合や信用金庫は、そのような事業者のためにある存在ですから、関係を作っておくというのも、その地域で商売をやっている方には重要なことです。

信用金庫とは

あまり銀行と変わりない存在として利用している方も多いと思いますが、実際は、その根本的な成り立ちからして、銀行とは全く異なる金融機関と言っていいでしょう。銀行は株式会社であり、利益を追求する事こそが何よりの目的です。それに対して信用金庫は、その地域の方が利用者であり、その会員となり、お互いに地域の繁栄を願って、お金を預けたり、借りたりするための相互扶助を目的とした協同組織です。つまり利益を追求することが第一ではない金融機関と言う事になります。ただし、そうは言っても、赤字になって破綻するわけにはいきませんから、当然リスクのある融資には慎重になるのは当然のことです。
信用金庫と信用組合の違い

相互扶助の精神はどちらも基本的に同じですが、その成立の根拠となる法律が異なります。また信用組合が信用金庫とおおきく異なるのは、預金の受入れについてです。信用金庫は制限なく原則誰でも口座を開いて預金することができますが、信用組合は原則として組合員のみしか預金をすることができません。ただし、総預金額の20%までは組合員以外からの預金が認められます。また信用金庫と信用組合の会員の資格は、似ていますが、事業者の場合の資本金制限がより小さなものになります。具体的には信用金庫の場合は、資本金9億円以下の事業者であるのに対して、信用組合の方は資本金3億円以下の事業者となります。
融資審査をスムーズにするために

上記で述べたような存在の信用金庫、信用組合ですから、地元で地域密着型の商売を小規模に営んでいるのであれば、その存在意義からして親身に相談に乗ってくれますので、利用したことがなくても相談してみることをお勧めします。しかし、今後のことも考えるのであれば、法人化していなくても、個人事業主として屋号で口座を開き、振り込みなど取引先絵の支払いは、その口座を通してするようにしましょう。現金決済であっても、売り上げなどは全て口座にいったん入金して、取引のお金の流れを直ぐに把握できるようにしておけば、いざ融資を受けようとする場合に、審査がスムーズにできますし、融資の相談だけでなく、経営状況の改善などのアドバイスや、提案なども受けられる可能性が増します。

 

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